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October 18, 2009

「魔法の人」奥華子。


奥華子さんはかわいい声ですよね~。うらやましい。
恋愛の純粋な気持ちを歌っているので、気持ちがほんわかします。

「踏み出す未来も 忘れたいどんな過去も
 人を想う力に変えてゆけるから」


以前友人のAこさに教えてもらった村上春樹の「神の子どもたちはみな踊る」の中に自分と重なる短編があるとblogの中で話したことがあります。
その短編は「タイランド」です。
主人公の女医が休暇でタイを訪れるところから始まります。
その休暇のお世話をする運転手に、彼女が心に抱える石のことを告げられます。

石=?

村上春樹の特徴かもしれませんが、何もかもはっきり描写はされていません。
何度も読んでいるうちに、そのはっきりわからないもやもや感が実は誰にでも当てはまる部分なのかなと思いました。
今現在それなりに幸せな生活をしている人も、心の中には悲しみや苦しみ、過去の傷を抱えて生きているかもしれません。
それが彼が表現する「石」なのかも。
私の場合は、本物の「石」を抱えていますが、その石は手術によって取り除くことができます。
ただ心の中の石は、いつかゆっくりと溶けていくものなのか、突然何かのきっかけによって消えてしまうものなのか、自分でもわかりません。
でもいつかなくなればいいなぁ。


私は幸せなんです。
私が苦しみの中でもがいていたとき、あえて何も言わずにそっと待っていてくれた友達がいました。
これでもかと続く悲しい出来事に打ちひしがれているとき、自分のことのように泣いてくれる友達がいました。
砕け散った心のパズルが1ピースずつはまってきたとき、やっとその存在に気が付き、感謝しました。

ただ心身ともにまだ完全復活はしていないので、今はまだあまり大きな変化に適応する力は落ちていると思います。
でも今までに起こった私にとって辛い出来事は何かにつけ猪突猛進気味な私への警告だったのだと今は理解しています。
神様か仏様かご先祖様か・・・誰かわかりませんが、誰かが与えた強制休暇。
来月くらいであろう再び訪れるその強制休暇に向けて、今はけっこうバタバタですが、ゆっくり安心して休むためにももう少しがんばります。
今は人生の軌道修正の時期であり、今まで無茶をしてきた体のメンテナンスの時期なのでしょう。
なかなか言うことを聞かない私に与えられた警告はかなり厳しいものでしたが、今でこそやっとそう考えられるようになりました。
警告の真っただ中は、ただただ辛いだけでしたけどね。


体の石も心の石も取り除いた後、私に待っているものはいったいなんでしょう?

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Comments

いぢわるなわたしがやってきましたよ。
多分、わたしたちの心の石はなくなりませんよ。
でも、石を真珠に変えるのは自由。
英虞湾の貝だってできちゃうんだからほまめさんにだってできるよ。

Posted by: みゅう | October 20, 2009 07:06 AM

現れたな~~~(笑)

なるほど・・・そういう考え方もあるんですね。
美しいクリアな石だったら、心の中に抱えてもいいなぁ。
みゅうさんってやっぱりスゴイ。
目からウロコ、いつもありがとう。

Posted by: ほまめ | October 20, 2009 07:10 PM

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